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昔、衝撃を受けた漫画「マーズ」

 どうも!LSSです!!

 

 今回は、だいぶ懐古趣味になりますが、
「昔、読んで衝撃を受けた漫画、マーズ
の話を書きます。

 

 

著者は横山光輝

 

 LSSの幼少期、アニメの「バビル二世」とか実写特撮「仮面の忍者 赤影」とかの再放送が大好きでした。 

 子どもの頃はただただ面白く観ていただけでしたが、成長してくるにつれて、
「あ、あの作品のこのキャラの声優さん、別の作品のあのキャラと同じ人だ!」
とか、
「え!?あれとこれ原作者同じなの!!」
みたいな事にびっくりして、興味を覚え始めたりしました。
(このへん、みんな通る道ですよね?ね?w)

 声優さんでいうと、「タイムボカンシリーズ」の三悪、女ボスとデカキャラの声優さんが、「ドラえもん」ののび太ジャイアンの声の人だと知った時が一番びっくりだったりw(ドラえもんはだいぶ前に声優変わってしまいましたが、変わる前ね)

 

 そして「原作者同じ」でびっくりしたのは、横山光輝先生でした。

 なんせ幅がとても広い!

 

などなど…。

 

 SF作品を多く描かれていながら、ライフワークと言われるのは「三国志」を全60巻という永きに渡って描き続けておられた偉業ですね。

 

 ざっくりと分類すると「SFヒーローもの」「歴史もの」「忍者もの」が多いようで、中には「魔界衆」という「SFと忍者ものがミックスされたような作品」もあったりとだいぶ賑やかです。

 

 LSSは高校生の頃に、その幅広さから一気に大ファンになり、横山光輝作品を求めて古本屋を渡り歩いては未知の作品に出会うという楽しみにハマっていました^^
※まだインターネットが無かった時代で、見つけるまで全く知らなかった作品に出会う事が多々ありました

 

 そんな時に…見つけた作品のうちのひとつ、

 

「マーズ」に、とんでもない衝撃を受けました!

 

 

 

六神合体ゴッドマーズ」の原作です

 

「マーズ」は、TVアニメ六神合体ゴッドマーズの原作です。

 原作、なんですが、話の内容は全く異なります!(アニメのほうは見ていませんが、概要の時点で既に違う、ってほどの違いっぷり)

 

 当時のメディアミックスにはよくあった事のようで、他に「デビルマン」とかが漫画とアニメで激しく内容が違っていたりしますね。

 

 永井豪先生の「デビルマン」については
「漫画とアニメが同時進行で、ざっくりとした設定だけをアニメスタッフに渡して『好きにしてくれていい』といった」
ような話がありましたが、もしかするとマーズも似たような経緯があったのかも知れません。

 

と、例にあげた「デビルマン」も「衝撃を受けた漫画」として、LSSと同世代の人の記憶に刻まれていると思いますが、LSS個人的には「デビルマン以上の衝撃」を受けたのがこの「マーズ」でした。

 

 

 

あらすじ

 

 日本の海上に浮かぶある島で火山噴火があり、取材に出かけた新聞記者が現地で
「すっぱだかの少年」を見つけるところから話は始まります。

 少年は記憶を失っていましたが、実はその少年「マーズ」は

「大昔に地球を訪れた宇宙人が、地球の原始人の好戦的な性質を危険と判断し、
 『いずれ彼らが文明を手に入れて宇宙に侵略に乗り出そうとした時に地球ごと破壊してしまおう』
 と仕込んだ複数の人間型生命体+巨大ロボ」

のうちの一体。

 

 そして同時期に他の人間型生命体も目覚め、彼らは自分の使命を覚えていたのに「マーズ」だけが記憶を失っており、仲間たちは地球を破壊すべきと判断したにも関わらず、マーズだけは使命を忘れ、地球側について仲間と敵対する事になった、というお話です。

 

 仲間たちは裏切り者マーズを説得しようとするも応じないため、処分しようとします。

 マーズは地球を守るために彼らと闘うのですが…

 

 古の宇宙人は、かなり用意周到で、「地球を破壊する兵器」に複数の発動条件を用意しており、「マーズの意思で発動」の他「マーズが死んだら発動」(仲間たちはこれを狙っている)などの他にもある事が順次判明し、どっちに転んでもダメじゃん!と思わせておいて実は…みたいな事が繰り返されます。

 

 

オススメの読み方

https://amzn.to/3P5AQiH

 元のコミックスは全5巻でした。
(この1巻の表紙の絵は別の意味で衝撃的ですよねw)

 

 文庫や愛蔵版で数回出し直されており、全巻数が違うパターンもありますが…

LSSオススメの読み方は
「最終巻だけいったん封印する事」
ですwww

 

…LSSの場合、たまたま「古本屋で見つけるたびに買い足す」という読み方だったので、途中絶体絶命に陥りながらも、次の巻で打開策が見つかり…といった感じで、さすがは横山光輝先生!のサスペンスに踊らされまくってましたw

 

 そして最終巻を手に入れるまで「これ、どうなるんだろう?」とひたすら考えていた上での読了。いやー、衝撃でした!

 

というわけで、もし一気買いされたとしても、最終巻だけはいったん封印し、その手前まで読んでから数日は、最終巻を読まない事をお勧めしたいですwww

 

 

 

…ちょっと煽りすぎたかも知れないな…という気がしますが^^;;;