どうも!LSSです!!
今回は、このブログの色と全く違う話になりますw
出会いは時代劇
子どもの頃から(特に小学校高学年頃から)TVの時代劇が好きでした。
入口は暴れん坊将軍、そこから水戸黄門・大岡越前といったシリーズものにハマったり、三匹が斬る!や隠密奥の細道も好んで観てました。(なぜか仕事人シリーズはほとんど見ていませんが)
で、ここからかなりうろ覚えな話になるんですが、確か暴れん坊将軍パート2とパート3の間に一年間、「若大将天下御免」というのをやってたんですね。
主役を演じるのは橋爪淳 - Wikipedia氏。
「期待の新星!」として現れましたが、残念ながらシリーズ化はせず。
面白かったので最終回まで見ていましたが、毎回、悪の親玉をバッサリ斬る展開だったのが、その最終回だけ途中で妨害が入り、親玉を残したまま主人公がおとなしくなってしまう、という終わり方でした。
その最終回の生き残った親玉が「鳥居甲斐守耀蔵」という名で、なぜこいつだけ生き残るんだ?と記憶に残っていたんです。
名奉行遠山の金さん
で、「若大将天下御免」が放送終了してからほどなく、別枠で「名奉行遠山の金さん」が始まりました!
松方弘樹氏が金さんを演じるシリーズですね。(それも続編だった気がする)
で、そのシリーズ中で、奉行としての金さんを敵視する、シリーズを通しての悪役が設定されていて…その名前が「鳥居甲斐守耀蔵」
…あれ?これ、こないだのあいつじゃね??
で、調べてみたわけです。
実在の人物でした
その頃はまだ、インターネットも無かったので、本を漁ってなんとか見つけました!
今なら鳥居耀蔵 - Wikipedia、Wikiで一発ですw
なんというか…凄い。
江戸末期から明治時代にかけての人ですが、やってる事がほとんど「時代劇の悪役」のテンプレw
市中の人々からも恐れられ、甲斐守耀蔵から「ようかい」とあだなされたとか。
それに輪をかけて驚いたのが、歴史の授業で習った「蛮社の獄」。
「蛮社の獄・渡辺崋山・高野長英」はテストにも出題されたり、暗記されたりしたのを覚えている方のおられるのではないでしょうか。
(なお、LSSは社会科が苦手科目でしたw)
あの事件の仕掛け人が「鳥居甲斐守耀蔵」その人です!
儒学者の家に生まれ、蘭学者が嫌いだった、というのが背景にあったとか。
「ギリギリ教科書に掲載されなかった人」という印象を持ちました。
この世に悪は栄えない
前述の「若大将天下御免」最終回のナレーションでも言っていたような気がしますが、謀略を用いて出世するも、最終的には失脚。
幽閉される身となります。
幽閉されている間に大政奉還があり、時代は明治に。
時代も変わり、新政府は鳥居耀蔵を許し、幽閉を解く、と言うも、
「自分に幽閉を課したのは将軍家であるから、将軍家が許さない限り自分の幽閉は解かれない」
と頑固な一面を見せ、新政府を困らせたそうです。
…なんかこのあたり、シンパシーというか、すごく好感を感じますw
でも、幽閉中はだいぶ丸くなったようで、「ようかい」呼ばわりされていた頃とは打って変わって、人々に慕われたとか。
興味を持って調べてみると
教科書に出てこない名前でも、すごい人がいたんだなぁ、と強く印象に残った話です。
※うろ覚えですが^^;
…という話を、見ていませんが今TV放映している「ウルトラマンZ」に橋爪淳氏が出演してると聞いて、連鎖的に思い出したのでしたw
「隠密奥の細道」の最終回も、別の意味で強烈な印象だったなぁ…と言い出すとキリがないので、今回はこのへんで!
次回もまた、よろしくお願いします^^