Little Strange Software

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【季節ハズレの怪談】倒産した会社の社長の話

 どうも!LSSです!!

 

今回は、久々に?お話の回。

…といっても、LSSが考えたお話じゃないので、自作小説カテゴリではなく、駄文カテゴリでお送りします。

 

 

はじめに

この話は、自分が小学生の頃に聞いた話です。

本来は「文章で読む」ものではなく、対面で、口頭で伝えるべきタイプの話なんですが…それをブログネタにしようという無謀な試みw

 

あと、もし「この話知ってる!」って方がおられましたら、是非コメント欄にお願いします^^

一応「怪談」なので、怖い話が苦手な方はスルー…というほど怖くはないんですけどw  

 

怖い話を読みたい人向け…というよりは「人に怖がらせる話をしたい人向け」の記事となります。

 

 

「倒産した会社の社長の話」

 

ピクニック

 

ある会社が倒産してしまいました。

 

その会社の社長は、元従業員たちに倒産した旨を伝え、

「これからみんなバラバラになってしまうけれど、最後の記念にみんなで山にピクニックに行こう!」

と言いました。

 

さて…みんなで山に登りましたが、どうしたことか、社長だけがみんなとはぐれてしまいます。

 

道に迷った社長。

日はどんどん暮れてゆき、余計に下山は困難になりました。

 

と、山の中だというのに、一軒の家の明かりが見えました!

「事情を話して、一晩とめてもらおう。夜が明けたらなんとか帰れるだろう。」

と、社長はその家をたずねます。

 

家の住人

社長はその家にたどりつき、ドアをノックします。

 

コン…コン…。

 

やがて、ドアが開き、一人のおじいさんが出てきました。

 

が、社長が驚いたのは、そのおじいさんの背後!

家の中に、たくさんの金塊が積み上げられています!!

 

社長は考えました。

この金があれば、会社をやり直す事ができる…!と。

 

孤立した一軒家。

犯罪がばれる恐れもなく、社長はそのおじいさんを殺してしまいました。

そして、金塊を持ち帰り、再度会社を作ります。

 

再び倒産

ところが、またしても会社が倒産してしまいました。

 

そして社長は元従業員たちに、

「これからみんなバラバラになってしまうけれど、最後の記念にみんなで山にピクニックに行こう!」

と言いました。

 

そして…またもや、社長だけがはぐれてしまいます。

(わざとかも知れませんね。)

 

日は暮れ、暗くなり、例の一軒家の明かりを見つけます。

 

コン…コン…。

社長はドアをノックしました。

 

家から出てきた住人

あの時と同じように…ノックにこたえて、家のドアが開きました。

 

出てきたのは…一人の男の子。

そして、男の子の後ろには、以前と同じようにたくさんの金塊が積み上げられています。

 

社長は考えました。

「子どもだし…。殺さなくても、うまく言いくるめて、金塊を奪えるかも」

 

そこで、まず社長は男の子にたずねました。

 

 

 

 

「ボク、お父さんは家にいないの?」

 

 

 

 

 「いない。」

 

 

 

 

少し間をあけて、男の子は簡潔に答えます。

 

 

 

 

「お母さんは?」

 

 

 

 

「いない。」

 

 

 

 

「お兄さんかお姉さんは?」

 

 

 

 

「いない。」

 

 

 

 

 「おじいさんは…」

 

 

 

 

 

 

 

 

「お前が殺したんや!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あとがき

はい、以上ですw

 

対面で話す時、最後の「お前が殺したんや!」のところで、
「突然声を大きくし、両手でガッと聞き手の肩を掴む」
と効果大です。
※くれぐれも、心臓が弱い方に試さないように!

 

なお、姪っ子が小学生の時に、この話を聞かせたところ…最後のオチのところで、きょとん、とした顔をしていました。

あれ?失敗したかな?と思っていると、やがてその目から涙がこぼれ、めそめそ泣きだしてしまいました^^;;;(あの時は焦ったぁ!)

 

…と書くと、ひどいおじさんと思われるでしょうけど、後日姪っ子は喜々として友達にこれを試したそうですwww

 

 

今回のラストで使ったCSSはこちら。

 

 

 

 

ってなとこで、今回はこのへんで!

次回もまた、よろしくお願いします^^