Little Strange Software

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直線グラデーションもやってみたら、よく見るCSSマーカーに行きついた話

 どうも!LSSです!!

 昨日、「【CSS】円形グラデーションってこうやるのかぁ」って記事を書きましたが、今回はもう一つのグラデ―ション、直線グラデーションをやってみます。

 

 

サンプル

サンプル
です

 

 

コード

<style><!--
.linegra{
position:relative;
border-radius:8px;
border:1px solid black;
padding:1em;
width:200px;
background-image:linear-gradient(0deg,lightblue ,pink );
}
--></style>
<div class="linegra">サンプル<br />です</div>

 

※グラデーションについての指定は赤字の一行だけです。

青字は任意のクラス名。好きに名付けてOKです。

  

 

解説

background-image:linear-gradient(0deg,lightblue ,pink );

 

まず、最初と最後の黄緑の部分は決まり文句で、変更する必要はありません。

 

角度の指定

0deg,lightblue ,pink

,(カンマ)で区切った3つの項目のうち、1つめが「グラデーションが向かう角度」を指定する部分になります。

 

「deg」という単位は、算数で習った「度」と全く同じで、例えば
90deg=90度(90°)=直角
180deg=180度(180°)=真逆の方向
って事になります。

 

0degの時、グラデーションはに向かいます。
ここで指定した角度分、時計まわりの方向に向きが代わり、例えば
90degの時はまっすぐ向き、
180degの時は向き、
270degの時はまっすぐ向き
の方向に向かうグラデーションとなります。

 

※角度の指定は省略する事も出来ます。
 省略した時は向きのグラデーションとなります。

 

色の指定

0deg,lightblue ,pink

2つめの項目は「開始色」、3つめの項目は「終了色」になります。

この場合、開始色を水色、終了色をピンクにしているので、

サンプル
です

↑「0deg(上に向かうグラデ)、水色からピンクへ」という結果になっています。

 

 

角度の指定を省略した場合

先にちょっと触れましたが、

background-image:linear-gradient(lightblue ,pink );

のように、「角度の指定をばっさりカットして、色だけを指定した」場合。

サンプル
です

↑こうなります。

 180degがデフォルト…というと奇妙な感じがしましたが、「上から下に向かうグラデ」と考えると自然な気がしますね^^

 

 

色の幅(高さ)を指定した場合

今度は、
background-image:linear-gradient(lightblue 70% ,pink 100%);

のように、それぞれの色の指定の後に%で割合を指定してみます。

すると、

サンプル
です

となります。

 

 これは
「上から70%の位置は水色(そこまでは水色べったりになる)、上から100%の位置(イコール一番下ですね)はピンクで、その間は水色からピンクのグラデーション」

という事になっています。

 

次に、

background-image:linear-gradient(lightblue 70% ,pink 70%);

としてみると…?

サンプル
です

…グラデーションではなくなってしまいました^^;;;

 色の切り替わり位置は、上から70%の位置でキッパリと変更されています。

 

 

色の指定に「透明」も指定できます^^

background-image:linear-gradient(transparent 70% ,pink 80%);

としてみます。

 

色を指定する部分にtransparentと書くと「透明」を指定した事になります。

サンプル
です

 

 

ここで、他の装飾を無くしてみます

<style><!--
.mk{
background-image:linear-gradient(transparent 70%,pink 70%);
}
--></style>
よく見かける<span class="mk">サンプル</span>です

 ↑スッキリと他のCSS指定を無くし、ついでに<div>ではなく<span>で、文章の途中に入れてみました。

 

すると…

 

よく見かけるサンプルです

 

となりました! 

あちこちのブログでとてもよく見かける、マーカーになりましたね^^

 

ちなみに、70%って数値を2つとも、小さくするとマーカーが太くなります。

 

 

直線グラデーション、「設定する項目数は円形より格段に少ない点」が楽ですね^^

 

ただ、%指定のあたりはなかなか分かりづらく、今回の記事を書いてみてやっと「自分が今まで間違った認識を持っていた」事に気づいたりしました^^;

 

 

 

ってなとこで、今回はこのへんで!

次回もまた、よろしくお願いします^^