【自作小咄】全てを言うまでもないショートストーリー
どうも!LSSです!!
先日の記事、どんなお話でも怪談に変える方法のコメントに、
とのコメントをいただきました。
いいですね!こういうの自分も好きです^^
マザーグースってシュールだったりブラックだったりと独特の味わいがありますが、この歌は初めて知りました。
この「語らずして何があったかを語る」、読者の想像力を刺激しつつも、解釈は固定されている感じの文章が痺れます^^
と、自分でも書いてみたくなったので、ひとつ小咄を考えてみました。
元のマザーグースがブラック風味だったので、逆にめでたい話を目指しましたが…ちょっと品が無かったりはしますw
お見合い
その日、A子の緊張は限界を突破していた。
お見合いの日、相手の男性は超優良物件!
メイクばっちり、服装も完ペキ!
なのに…
A子はずっと、おならが出そうなのを必死に我慢していたのです!!
今にも出そう、いや、まだまだ…と孤独で熾烈な戦いを体内で繰り広げながら、表面ではにこやかに談笑するという二重の試練!
相手の男性が実は「おならのひとつもかましてくれた方が親近感がもてる」という感覚の持ち主だったのがラッキーでした。
あとがき
小咄なもので、3つぐらいは考えてまとめて…と思っていましたが、これしか出ませんでした^^;
話のほうは、より短いほうが威力が増すと思うので…修行が足りませんねw
カメさん(id:tn198403s)様、面白いマザーグースを教えていただきありがとうございます^^
ってなとこで、今回はこのへんで!
次回もまた、よろしくお願いします^^
マザーグースには、この記事のような歌があります。
Three wise men of Gotham,
They went to sea in a bowl,
And if the bowl had been stronger
My song would have been longer.
ゴッサムの三人賢者
彼らはお椀に乗って海に行きました
もしもお椀が丈夫だったなら
私の歌ももっと長かったのに。
(注:私の訳なので正確性に欠けます)
マザーグースの中でも結構お気に入りの歌です。