どうも!LSSです!!
今回は、
思い出した折り紙【記事予告】 - Little Strange Software
で、予告しておりました「三つ首竜の折り方解説」記事です!
↑完成した三つ首竜と、元の紙の大きさの比較はこのようになります。
折り紙に興味を持ち始めたお子さん・お孫さんがおられる方には特に、この記事を見て制作に挑戦していただき、「折り紙でこんなのも作れるんだよ」と見せてあげて貰えると嬉しいです^^
途中までは『鶴』と同じ
早速、折り始めていきましょう!
と、先に折り紙の基本的な注意点というか綺麗に折るコツ。
- 特に最初の方ほど、折る際は角や辺をピッタリ合わせるよう気を付ける。
- 折った部分は爪でしごくなどしてシャープに仕上げる。
です。
…できるだけ、ね。
まずは、対角線で折って半分のサイズの直角二等辺三角形にします。
…しまった、テーブルと同じような色の折り紙を選択してしまった^^;
でも、このままいきます。
それをさらにもう半分の直角二等辺三角形にします。
ここまで出来たら、次は袋状になっているところが2つあるので、
↑このように開いて、
↑角を合わせて折ります。(以下、これを「開いてつぶす」と表現します。)
もうひとつの袋部分も、同様に開いてつぶします。
↑こういう感じになりましたね。
ここまでが、『鶴』と同じ折り方です。
さらに「開いてつぶす」
『鶴』の途中までと同じ状態になったところで、↑のように袋状になった部分が今度は4か所、ある事になります。
これらについても全て「開いてつぶし」ていきます!
↑このように「折り筋」と「紙(裏)の境目」が合うように…。
↑4か所全て「開いてつぶし」たところ。
↑角度を変えると、こんな風になっています。
4つの突出した部分ができています。
最終的には、このうち1つが『翼』、残り3つが『首』になります。
翼部分の作成
↑突出部分のうち、どれでもいいのでひとつ、このように持ち、
↑先っちょを中に押し込むようにして
↑左右の端にあわせて、完全に中に入ったところで折りつけます。
この部分が『翼』になります。
三本の首
残った部分を使って、『三本の首』を作っていきましょう。
↑まず、「裏の白い部分が出ているのを隠すように」折ります。
↑こういう形ですね。
右側の白い部分も同様に、
↑こう折ります。
以下、「白い部分が見えているところ」全部(合計6回)同様に折ったところがこちら↓
だいぶ形になってきましたね^^
↑角度を変えてみると、こんな風になっています。
しっぽを作ります
『三本の首』のうち、翼を背にした時に真ん中にくる首、を左右に開きます。
↑こんな感じ。
この写真で、親指の爪先が当たっている部分が『しっぽの先』になるのですが、これを「翼の反対側、三つ首のまんなかの首を開いた部分の方向に、まっぷたつに」折ります。←文が分かり辛いですね^^;
↑こうなります。
正面に来ているのが、今折った『しっぽ』で、その次に真ん中の首、左右の首、翼が一番テーブル側にきている事になります。
次に、『しっぽ』部分が内側になるように、ぺたんと折ります。
↑こうなります。
この頃にはだいぶ紙が分厚くなってきていて、折り辛くなってきます^^;
↑このタイミングで、「首のライン」に合わせて左右の『翼』を、このように折っておきます。
そして、先ほど折った『しっぽ』ですが、ちょっと引き出して角度をつけてやります。
↑こんな感じ。角度は適当でOK!
折った翼の下の端よりも出た部分、これは『足』になります。
首の仕上げ
↑足はこのように、ぐいっと曲げて折ります。
ここまでくるともう、折り目がどうとか言ってられない厚さになっていますw
さて、首の方を仕上げていきましょうか。
↑これの先の方、こちらも位置・角度は「適当」に決めて折ります。
↑「かぶせ折り」というんですが、「一本の首の2つ折りになっているところを一時的に開いて、前方に向かって折りながら閉じる」ような感じにすると、うまく首の上に頭部がのっかったように仕上がります。
これを、残り2本の首も同じように「かぶせ折り」します。
↑3本とも、かぶせ折りするとこうなります。
これでほぼ完成!
最後の仕上げ
「ほぼ完成」しているのですが、最後にカッコつけていきます。
↑まず、左右の首に「折りグセ」をつけ、くねらせます。
あとは、堂々と『翼』も横に広げて、威風をもたせましょう!
↑はい、これにて本当の『完成』です!!
あとがき
さて…この「三つ首竜」が「キングギドラか、キングギドラ以外か」という最大の謎を残す事になりましたw
ふとAmazonを見てみると↓ちょうど今、Prime会員無料で見られるようですね^^
その映画でキングギドラの出演場面を確認するまでもなく、
こうしたフィギュアの商品写真を見ても分かるのは「尾が二本ある」という決定的な違いがあります。
折り紙三つ首竜も、一応「しっぽ部分の紙の重なりをちょっとズラして、二本まとまっているように見せる」事はできますが…ここはやはり「三つ首竜」としておくのが無難かな?と思いますw
ってなとこで、今回はこのへんで!
次回もまた、よろしくお願いします^^