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海外SF「輪廻の蛇」ロバート・A・ハインライン

 どうも!LSSです!!

 

男性が「おれがまだ娘だった頃…」と語りだす、もうそれだけで「???」となってしまうネタ。

いくつかの漫画で見かけましたが、今回はその元ネタの紹介記事です。

 

 

輪廻の蛇

輪廻の蛇 (ハヤカワ文庫SF)

輪廻の蛇 (ハヤカワ文庫SF)

 

 

普段、あまり海外SFを読む習慣はないのですが、愛読している漫画家さんの日記漫画に出ていたので、読んでみました。

 

 

あらすじ

とあるバーのバーテンダー視点で描かれた話です。

ある日、そこに来た男性客が「俺ほど変わった出自を持つやつはいない」と言い出し、「俺がまだ娘だった頃…」と語りだします。

 

どう見ても男性なのですが、その男がいうには、女として生まれ、親を知らずに育ち、ある男と過ちを犯して妊娠・出産したが相手の男は姿を消した。

しかも自分は女だと思っていたのに、医者がいうには両性の性質を持っており、出産後にどんどん男性化が進み、産んだ赤ん坊は誘拐されて行方不明。

今は男性として生活している。

 

あの時に自分を騙して妊娠させた男を見つけてひどい目にあわせてやりたい、と男は言う。

 

話を聞いていたバーテンダーは、その望みをかなえるのに協力する、といって男と共にタイムマシンで…って感じの話。

 

 

タイムパラドックスの傑作!

とも言われ、とても不思議なお話です。

どこまでがネタバレになるかならないか、も判別が難しいですねw

 

映画化した事もあり、その時のタイトルが 

と、よく分からないタイトルになっていますw

(なお、自分は映画版はまだ見ていません)

  

 

話の構成が凄い、そのわりに…

ラストは今ひとつ、って感じを受けました^^;

 

ですが、タイムパラドックスものの構図として完成しているところはやはり凄い!
時間SFを語る上では、必読の書だと思います^^

 

 

 

ってなとこで、今回はこのへんで!

次回もまた、よろしくお願いします^^